神島高校「神島屋」 × 福梅本舗のコラボプロジェクト
2025年3月29日・30日の2日間、和歌山本店 FUKUUME CAFEにて、福梅本舗と地元・神島高校の生徒たちによるコラボメニュー販売を開催しました。
この取り組みは、梅干しの魅力をもっと若い世代や地域の方々に伝えたいという想いから始まったもので、神島屋さんと、そして私たち福梅本舗も一緒になって、梅の新しい楽しみ方を提案しました。

「梅あられアイス」「梅やきとり丼」の2品を限定販売
今回のイベントで提供したのは2品。
1つ目は、「梅あられアイス」。

これは、神島屋さんが開発し、メディアでも話題となった人気商品「梅あられ」を砕き、福梅本舗の梅チーズアイスにトッピングしたコラボスイーツです。
カリカリとした梅あられの食感と、アイスのなめらかさ、チーズのコクが絶妙に溶け合い、「新しい梅の楽しみ方」として好評をいただきました。
梅あられ https://www.fukuume.com/c/seihin/20210926
2つ目は、「梅やきとり丼」。

神島屋さんの梅酢を活用したやきとりを贅沢に盛り付けた特製どんぶりで、梅の酸味が食欲をそそり、幅広い世代に人気でした。この元となる梅焼き鳥は、神島屋が出向く各イベントで、オープンから長蛇の列を作るほどの大人気商品。
中心となって取り組んだのは、神島高校1年生たち
このプロジェクトの中心を担ったのは、神島高校1年生の和田さん・山根さん・辻田さんの3名。
地元の特産品である“梅”をどう活かすか、何度も試作や意見交換を重ねながら、一つひとつのアイデアを形にしていきました。

イベント当日は、助っ人の生徒2名も加わり、自らどんぶり・アイスを作り、お客様に商品を手渡し、味の特徴や梅の魅力を丁寧に伝える姿が印象的でした。
完売御礼、そして感謝の2日間
2日間とも、終了時刻を待たずに完売するほどの大盛況。
神島屋さんの商品の持つ魅力、そして梅という素材への期待の高さを、肌で感じた2日間でもありました。

神島高校の校長先生や生徒さん、親御さんも来店くださり、和歌山本店のある南紀白浜は、ちょうど春休みということもあり、観光客の方の姿も多く、高校生たちが開発した商品を手に、「こういう取り組みは素晴らしい」「今日来れて良かった!」「レアランチ食べれて幸せ」と喜んでくださるお客様の声も多数いただきました。

私たち福梅本舗にとっても、生徒の皆さんとの交流は大きな刺激となり、新しい感性や視点、そしてなにより真っすぐなエネルギーに触れさせていただいた、実り多い日々でした。
ご縁が生まれた瞬間
そんな中、思いがけない出会いもありました。
ある生徒さんから「福梅本舗でバイトしてみたい!」という声が上がり、今後、不定期ながら一緒に働いていただくことに。
商品を通じて人と人がつながり、次の可能性が生まれていくことに、心から感動しました。
熱意を支える、素晴らしい先生
そして今回、私たちが心から尊敬の念を抱いたのが、神島高校の那須先生。
土日返上で生徒と向き合い、「神島屋」の現場にも積極的に関わりながら、ひとりひとりの可能性を引き出すために全力でサポートされていました。
名刺交換や接客マナー、社会に出てから必要な立ち居振る舞いまで、その場その場で生徒に優しく丁寧に教えていく姿はまさに「教育者の鏡」。
学生時代にこんな先生と出会えていたら…と、思わずこちらが胸を熱くしてしまうほどでした。
生徒の皆さんは本当に幸せやと思います。
「1000年先も、梅をかじろう。」を共に届ける仲間たちへ
今回の取り組みを通じて、私たちが掲げる「1000年先も、梅をかじろう。」という言葉の意味を、あらためて実感することができました。
文化は、こうして次の世代へと確かに受け継がれていく。
神島高校の生徒の皆さん、神島屋さん、那須先生、そして足を運んでくださったすべてのお客様へ――
心より、ありがとうございました。

神島屋X https://x.com/kashimaya_sp
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