最高級の紀州梅干し専門店 梅干し商人『福梅本舗』−紀州南高梅はちみつ梅など各種取り揃え、梅酒、梅エキスなども取り揃え−
・編集部が覆面取材で選ぶ雑誌「おとなの週末賞」ノミネート
・全国イーコマース協議会認定グッドデザインショップ2008のお店
・日本オンラインショッピング大賞2011小規模部門「最優秀サイト賞」受賞
紀州梅干しと梅スイーツのお店
Eメールアドレス
パスワード
※新規登録はこちらから
こんにちは。福梅本舗スタッフの古谷薫です。先日は「ぐるめちっくマガジン」で、ちょっとおしゃれな料理をご紹介させていただきましたが、今回の「てるこお婆ちゃんのかまど便り」は昔懐かしい、あたたかぁ〜い雰囲気でお届けいたします。

皆様にとって、おふくろの味ってなんですか?肉じゃが?味噌汁?筑前煮?私にとってのおふくろの味は、それはやっぱり梅干しを使った料理!(あ、「ぐるめちっくマガジン」でも少しふれたのですが、私の実家、梅農家なんです^^ゞ)
幼い頃おばあちゃんが作ってくれた、心がほんわか落ち着く料理。子どもの頃から当たり前のように食べていたけど、大学に入学し一人暮らしを始め、夏休みなどに実家に帰った際に食べる梅料理のおいしいことおいしいこと!やっぱり私は昔から受け継いできた梅料理が大好きなんだんぁ!って再確認しました(^◇^

そんな「おふくろの味」をこの「かまど便り」でお届けしていきたいと思っております。お料理をされる方なら、ご存知のメニューも登場するかと思いますが、これを機にもっともっと梅料理の良さを再確認してもらえたらなと思います。そしてそれが「何十年か後に皆様のご家庭の“おふくろの味”になっていればいいな♪」というのが、この「てるこお婆ちゃんのかまど便り」です。簡単に手に入る食材と梅や梅干を活かした素朴な味をお楽しみくださいネ。

さてさて、今回のてるこお婆ちゃんは梅干を使ってどんな料理を作ってくれるのかなぁ?
みなさん、初めまして、ウチは紀州みなべの「てるこ婆ちゃん」です。どうぞよろしゅうお願いします。
ウチが子供の頃は身の回りにふんだんにある梅干を使った料理が、お袋の味やったんです。毎日のように梅料理でしたが、子供が飽きないようにいろいろ工夫してくれていました。そんな母から教わった、「おふくろの味」をご紹介します。まず、おふくろの味の基本いうたら、安くて栄養のある身近な食材でおいしい料理をつくることですなぁ。
そんなんで今回は庶民の魚としてなじみの深うて、話題のDHAとやらも含まれているご飯がすすむ料理「イワシの梅干煮」をご紹介します。
昔ながらのすっぱい梅を使った場合も酸味がまろやかになり、イワシの味が梅になじみ、とても美味しいんですわ。

【材料】 イワシ(15cmくらいのもの):8尾/白干梅:4個(お好みの梅でもいいです。)
酒:大さじ2杯/砂糖:大さじ2杯/うす口醤油:大さじ1杯/こい口醤油大さじ2杯/みりん:小さじ2杯/水:3/4カップ
材料は梅干とイワシと調味料だけ。本当に簡単!でも、美味しくて栄養満点!ご飯にとてもあうんですわ! まず、イワシのうろこと頭と内臓をとり水であらいます。包丁を使ってもええけど、こうやって手で取ると、まな板が不要の料理なんですわ。
鍋に水を入れ、みりん以外の調味料を入れ、一煮立ちさせます。水気を拭き取ったイワシを入れ、次に梅干を入れてくださいな。 アクをとり、落としぶたをして、さらに時々あくを取り、みりんを入れて、弱火で約5分煮て、いったん冷まして出来上がりです。
まずは、イワシですが、新鮮なモノを選ぶ事が大切ですなぁ。イワシのうろこは手で簡単に取れるので、うろこを落としを使わなくてもええんです。イワシが手に入らない場合はキビナゴでも美味しゅう出来ます。ほんで梅干!ここでは白干梅を使いましたが、これはもうお好みの梅干で結構なんです。まろやか梅のような塩分の少ない梅干を使う場合も醤油の量は基本通りにして、お好みで調節したらええんです。魚の臭みが気になる場合はショウガを少々入れたらええと思います。どうです?簡単に出来そうですやろ?作りおきして梅にイワシの味がしみこんだ頃が一番美味しいと思いますんで、時間のすいているときに作れるのもこの料理のうれしいトコなんです。食べる直前にまた温め直して下さい。
皆さんご存知ですか?イワシといっても、イワシの代表格であるマイワシと今回料理に使ったうるめイワシは本当はイワシの仲間じゃなく、ニシンの仲間なんですよ。よくメザシに使われるカタクチイワシ、これがイワシ科のイワシです。この「イワシ」の語源ですが、有力な説が2つありまして、水揚げするとすぐに弱ってしまう魚であることから、「よわし」→「いわし」と減価した説。また、信憑性はうすいですが、「ヨ」が「イ」へと変わった説、これは、昔は身分の低い(卑しい)人々の食べ物であったとされた事から、「いやし」→「いわし」。でも、これが本当だとすると、こんな美味しいイワシを昔の身分の高い人たちは何故食べなかったのかなぁ?あぁ、CoQ10(コーエンザイム・キュー・テン)も含まれているんですよ。骨まで柔らかく煮て食べると、カルシウムの吸収を梅干に含まれるクエン酸が助けるので、育ち盛りのお子様にはうってつけです。
かおり:
ねぇ、おばあちゃーん、それって何してるん?
お婆ちゃん:
これはなぁ、まな板を使った後に梅酢をかけて殺菌しとるんよ。木のまな板の場合、漂白剤はしみ込むと心配やから梅酢を使うんや。布巾やペーパータオルなんかをまな板に乗っけて、その上からかけ流すとええんや。その後、熱湯をかけて乾燥させるんやけど。魚の生臭さもよう取れるんよ。向かいの知恵なんや。
かおり:
へぁ〜!梅酢の殺菌力ってすごいんやなぁ!
次回のてるこお婆ちゃんは、どんなお話をしてくれるのかな〜。
楽しみに待ってて下さいね。
<ご贈答に便利な充実したサービス>
のし紙
手書き
メッセージ
カード
包装
手提げ袋
紙袋
不織布
風呂敷
日時指定
<お問い合わせについて>
営業時間:9:00〜17:00
(営業日はカレンダー参照)
電話番号:0120-53-6870
FAX:0120-43-2898
<お支払方法一覧>
銀行振り込みがご利用頂けます 代金引き換えでご利用できます クレジットカード決済がご利用になれます(海外発行のカードは使用できません) プライバシー保護の為、SSL暗号化通信を採用しています。
専用の用紙で郵便局からのお支払いもOK コンビニのレジで簡単にお支払いして頂けます
>> 詳しくはこちらをクリック
<福梅本舗キャンペーン情報>

産地直送 梅干し通信販売 (有)福梅本舗

〒649-2201 和歌山県西牟婁郡白浜町堅田2497-36